ポイントカードシステム開発プロジェクト

2018年07月11日

今回は、コンビニエンスストアなどで最近よく見るポイントカードのシステム開発についてご紹介致します。担当者に聞いてみました。

ポイントカードとは?

ポイントカードでお店に人を集客するというより、どんな世代の人がお店に来るか情報分析のために使います。今までは物流や経理などのシステムなどは、パッケージのシステムになっていました。ポイントシステムについても、パッケージにしたいというメーカーのニーズがありました。

狙いとしては集客なのですが、主に客層がどのようなものか分析したいというマーケティングツールになっています。通常コンビニのレジでは商品を買ったときに、スタッフが購入内容の小計とか出します。その際、年齢・性別・商品カテゴリ組み合わせを打ち込むのですね。ですが、お店側もその辺の情報は集めていますが、アルバイトスタッフなどの入力なので正確な情報でないです。

ですが、ポイントカードの場合、会員制なので、より詳細な個人像を浮き彫りにできます。ですので、何十代の人が何となにを買ったかリサーチできます。よく、おにぎりと冷やし中華を買うと何%オフというのがありますが、それは、これらのデーターをもとにしています。

システムはどのようなものでしたか?

ポイント管理は、システム的には在庫管理のものと近いです。商品在庫は商品がいくつあるかと把握しますが、ポイントが今誰のところにあるかと把握するかということで、システム的に近いです。またポイントには一定期間での失効というものがありますが、それは物流に例えると、商品の賞味期限を表示させる考え方と近いです。ですので、システムの考え方としては物流の在庫管理と近いのです。

また、個人の行動履歴・要素が重視されています。それらのシステムは個人的にも面白く感じました。同じシステムで、マーケティングツールになりうるということで新しい発見がありましたね。

ポイント管理のシステムで重要なのは、スピードです。ポイントの付与・利用が即座に0.45秒以内にできないといけません。特にコンビニ朝8時代と12時代が忙しいので、その時間帯にポイントのやり取りが連続して不具合が生じないようにします。

大変なことはなんでしたか?

システムの性能を向上させることですね。そのためのテストに非常に時間をかけました。 これには、負荷をかけるツールがあり、1秒間に何回アクセスあるかテストします。コンビニで一番忙しい時は、1秒間に200アクセスあります。ですので、テストでも200アクセスの負荷をかけます。それでシステムが通常に稼動するかテストしていきましたね。

やりがいはなんでしたか?

システムとしてはそんなに難しくはなかったですが、自分がコンビニに行った時、「うまくシステムが稼動しているな」とレシートを見られることですね。朝のボーナスポイントとかキャンペーンポイントがありますが、その時に、正しく自分の買った商品のポイントが増えていると楽しいですね。

また、システム的に非常にアクセス数があります。ですので、システムのリリース後の本番は24時間サーバーに張り付いていましたね。それで、無事にサーバーの負荷が分散されていると、やりがいと達成感を感じます。