2007年を振り返って

2007年11月20日

時代と勤勉性

今年は、韓国のエンジニアにも業務を手伝ってもらいました。みんな、まじめで一生懸命に仕事に取り組みます。先輩を立てる、約束を守る、そして好奇心も強く、よく調べます。このようなところが、とても良いです。日本にもそんな時代があっただろうか。

日本・韓国におけるシステム開発

私は、日本・韓国におけるエンジニアに関するヒューマンリソース・コンサルティングを行っておりますが、そんな時クライアントに対して、日本の文化を知るように勧めています。例えば、ユーザ側の方に会った時、瞬間的にパートナー・仲間と思うこと、そしてスマイル、笑顔での対応を大切にするように伝えています。楽しいときは笑顔、困った時も笑顔、これが日本の文化だ!とソフトに言っています。

また、失敗した時は、「ごめんなさい」と謝ることを勧めています。外国では謝ったら、訴訟問題に発展した場合のことを考えてか、自分の非はあまり認めないように感じます。日本は島国なので・・・、すぐ「すみません」と言えるのかも知れません。仕事上、生活上とも、これは大切なことだと思います。

システム開発においても、日本と韓国の文化の違いがあるように、開発スタイルも若干異なりを感じます。

日本は、フェーズ(作業工程)ごとに完結していくスタイルを執り完成を目指す方法です。このスタイルのいいところは、高品質な完成品になる確率が高くなることです。 家やビルを造るのと同じで、基礎から柱・床・階段・冊子・屋根と一つひとつ、確実に工程順に進めて行く方法です。工程を逆戻りさせないため十分検討し、レビューも厳しく行う。さらに議事録や開発ドキュメント、さらさらにテストやチェックをどのように実施したかなども残すので、エンジニアの引継ぎもしやすいし、何年か後にも修正が可能になるわけです。

韓国は、システムを完成させることが第一優先で、後で部分的に修正させていくスタイルです。このスタイルのいいところは、期間短縮でシステムが完成するところです。つまり開発費が安く済みます。日本の高品質か、韓国の低コストか・・・・・。日本型はコスト高で時間がかかる欠点、韓国型はシステムの修正変更、引継ぎが困難。このように一長一短がありますので、開発プロジェクトではどちらの方法をとるか検討するでしょう。検討のキーワードは、開発の規模・・・、この続きは又の機会にと思います。

先日、韓国のエンジニアの方達と「鞍」という居酒屋に行きました。中に入ると、戦国時代の兜や鎧、武器が置いてあり、お店全体が戦国時代を思わせる作りなのです。エンジニア達は日本の文化に興味を感じていて、とても喜んでいました。システム開発のみにならず、人と人との関わりとして、このような交流も大切にしたいですね。

コミュニケーションと技術

2007年の当社のエンジニアの傾向としては、コミュニケーションに長けた人が目立っています。これはとてもいいことだと思います。なぜならばこれは、当社の一番重視している部分であり、人としても大切なことだからです。引き続きこのようなエンジニアを発掘、養成してゆきたいと思います。

取引先の皆様には、いつも変わりないご配慮とご対応に感謝しております。これからも新しいエンジニアを増やしていきますので、新プロジェクトに参加させて頂きたく思います。また、最新技術案件に対しては、積極的に参加させて頂きたいと考えております。当社は新しいものに対しては特に強い想いと、最新技術に特化してこそ少数精鋭の株式会社群青であると考えております。これからも何卒よろしくお願いいたします。

(2007年11月 記)