価値観について

2009年01月30日

私たちは日々仕事において、様々な人と接しています。経営者、中間管理職者、スタッフ、 ユーザー、パートナー・・・。その人達にはそれぞれ異なる価値観があります。

トップの視点で物事を捉える

1)視座の低いところから見る、2)高いところから見渡す中間管理職者の物の見方、3)頂上から見つめるトップの見方など、立場によって視野の広さ、見え方などで物の捉え方は異なります。

たとえば、富士山の五合目にいる人は、山の側面しか見られません。八合目に居る人は雲を上から見ることが出来ます。山の頂上にいる人は、山の裏側も見ることが出来ます。360度見渡すことも出来ます。つまり、情報が多く手に入るということです。この山の例えは仕事にも当てはまります。上の視点に立つと情報量が多く手に入りますから解決方法もより多く持てるのです。

入社、間もない新入社員はトップになるまで、山全体360度見渡すことはできないのでしょうか?トップにならない人は永遠にそのような視野を獲得できないのでしょうか?

360度見渡す方法があります。それはトップとよく会話することです。そのプロセスを通して、間接的に山全体を見渡すのです。トップは強固な自己と経験的知識を持っています。体験が豊富なのは言うまでもありませんが、思考の斬新さやノウハウなど教えてもらうことが出来ます。これはトップや経験豊かな先輩と関わることでも得ることが出来ます。

企業の本質を理解する

売上げを伸ばし利益を出す、技術を磨いて顧客や社会に貢献し、さらに顧客や社会から信頼を得るのが企業の役目です。では、それらの企業経営というものをどのようにしたら一般のスタッフは表層的にではなく本質的に理解できるでしょうか?

それは自分の直属の先輩からは解らないかもしれませんが・・・、もう一つ上の上司やトップとコンタクトを取ると答えが見つかるでしょう。なぜならば立体的なことだからです、売上げとは単に表面的な文字(数字)ではないからです。経営理念に基づくのですから上司、さらにその上の上司とのコミュニケーションをとらないと経営の本質はなかなか解りません。

価値観の相違を把握する

上司が部下について一番不満なことは、「言われた事しかしない」、「相談や報告をしない」。マナーや言葉使いは徐々に直そうよ!のレベルですから・・・・それほど重要ではない。 とくに重要なのは相談です。相談というのは、確認です。確認というのは、信頼です。 部下が思うのは報告、連絡、仕事が遅い、基本能力不足、マナーや言葉使いの順らしい。

このPCを使っていいですか?
この資料をしまっていいですか?
この作業続けますけど・・・?
報告書の提出ちょっと遅れますが・・・?
これら、すべて相談なのですね。これは確認と自己の開示なのです。逆に、自分の意見や気持ちが入っていない丸投げの質問や相談はいけません。

言葉使い・マナーを大切にし、指示を待つのではなく常に主体性を発揮することはクオリティーの高い仕事に繋がります。また、相手が何に価値を置いているか考えて仕事をしていけば、自ずと答えが見え、良く評価されます。評価するのは、自分自身ではなく上司です。価値観が違うことを前提にコミュニケーションはかるのがコツ。その異なる価値観の人から評価してもらうのですから、その人の価値観・パラダイムを理解することが非常に重要なのです。

『ユーザーは何に価値をおいているのか』を念頭においていればいい仕事ができると思います。

(2009年1月末 記)