スキルアップのための育成法 -能動的な学習

2009年10月30日

優秀なビジネスパーソンは学ぶことが上手です。この学ぶということは、強く覚えたいと自ら思う時が一番効果的です。また上司にとって部下の育成法はどのようなものでしょうか?

覚え方を身につける

ビジネスで問題や課題に遭遇した時、自分で対応策を見つけないといけません。自分でよく現状を観察しなぜ予定通り計画通り行かないのか、もっといい方法はないのか、予定通りでももっといい方法はないのか考えることです。つまり常に前進的改善指向を行う。自分の指向がプラス指向内(ビズネス上では売上、利益内)にあるかが一番重要で、それがぶれていなければ楽しく覚えて吸収力も増すでしょう。

上司にとって育成はヒントを与えるだけでは指向を身につけさせることが大切です。
その先をイメージする。間違ってもいいから自分でイメージする思考回路力を高めさせよう。それによってコミュニケーション力や問題発見・解決力も増すでしょう。学校で学ぶことは多いと思います。ですがn+nのように足す算の応用を問われると学んでいないという。

さらに社会に出ると『乗除は加減に先立つ』が難しい。要するに優先順位がわからない状態です。先生、上司が教えること以外は理解できず応用が利きません。方程式を教えただけではダメなのです。その先の指向的仕組みを教える必要があります。自分で考える力は学校で削がれていないだろうか。優秀で知識は十分にあっても応用力がないと仕事になりません。応用力だけで頑張って仕事をこなすプロの仕事師もいます。

応用力の欠如はイメージをしようとしないことが要因です。イメージすればゴールが分かり、問題を解決できます。イメージできない時は何か一つでも欠けたらギブアップします。過剰な完璧主義になり、ないものねだりをするしかありません。

『不可能』と叫ぶ時は、出来ないと言っている方が楽だからです。仕事は何かが欠けた環境や矛盾の中で行うものです、だから応用力が必要になります。

たとえば、重たいものをいかに遠くに飛ばすか・・・とか、遅いものをいかに早くするか・・・とか、大きい物を小さいものに入れるとかです。仕事はこの繰り返しです。商品販売する営業は必要な人だけに売るのではなく、必要でない人にも売るなど難題です。これが仕事です。

反省と分析がポイント

では具体的にどのような育成法が好ましいでしょうか?部下のビジネスパーソンに対して有効的な方法は、反省し課題を見つけることを勧めることです。つまり、失敗しても成功しても全て反省することを促します。なぜ上手くいったか、なぜ失敗したかよく考えることです。

こんなこともあります、成功した原因が実は的外れの場合とか・・・例えばプログラムのバグで、特定部分が分かって直しても、実は他の場所の絡みが原因の場合もあります。失敗や成功の原因も自分が認識しているのと異なっている場合もありますから反省(検証、確認)はとても大切です。

反省はまた分析力が重要となりますから、検証反省のプロセスを何回も繰り返していくと、的外れが低下し優秀なエンジニアで仕事師になれると思います。

育成については魔法の杖はどこにもありませんが、受ける側の中に潜んでいる指向を磨かせることかも知れません。

育成とは教えるのではなく教わりに来させるもの、これが群青指向です。
厳しい経済状況の中スキルアップしてチャンスを作りましょう。応援惜しみません。

(2009年10月末 記)