信念を持った仕事

2011年02月28日

若い時は、失敗しても立ち直りが早く次へと行動できますから、難題的な仕事を与えていくといいと考えています。団塊世代の人は競争で培ってきたから部下に伝える時丁寧に説明しない傾向にあると思います。丁寧に教えられたことも少ないし、自分達が競争でがむしゃらに育って来たから、後輩を育てる方法はあまり得意ではないように思います。プレイヤーとしては一流であるが、指導や教育は難しい仕事だと思います。

ところで、先日のサッカー・アジアカップで日本を優勝に導いた監督ザッケローニさんは、現役時代はあまり第一線に出て活躍されていなかったようです。だから控え選手の気持ちが分かるのでしょう。プレイヤーとして一線で活躍してきた団塊世代の人はいつまでもプレイヤーとして、自分で仕事を取ってしまいます。育て方が得意でないのからでしょう。また、実戦で仕事を見せて教育しようとしますので、若い人はそのように自分はできないと思ってしまいがちです。

信念は

信念の特徴として、一つは、最後まで投げ出さずにやりとげることです。IT業界で具体的に例えると、プログラム作成を最後まで作り上げることです。 また仕事を取り上げられてしまう人がいますが、ギブアップするような態度をとるから、仕事を取り上げられてしまうのだと思います。 完成するまで、仕事について課題を見つけ準備をして改善してみる。一日7.5時間で考えないことです。24時間の気持ちで行うと、自分の考えが信念の硬さに繋がっていきます。それだけ頑張れば仕事は完成していきます。短時間で完成なら本人の実力の表れです。

仕事を依頼する側が1日で作成してという場合、それは7.5時間でとは言っていません。 本人のレベルで変わるものです。3時間かもしれませんし、それ以上かもしれません。他人の3倍かかるとすれば、徹夜することにもなります。この信念がないと、ギブアップになり・中途半端になってしまいます。

信念を深める

仕事の完成に時間がどのくらいかかるかは、自分の能力次第なので見積と作業手順が重要となります。つまり、どれくらいの時間、期間で仕事が終わるか、遅ければ自分の能力が足りないということです。そして、もし能力が足りない場合は、達成するまで時間をかけることです。能力の差は個人個人あります、しかし経験を重ねる毎にその差もなくなると思います。(能力:技術、コミュニケーション、性格などさまざま)

仕事を依頼する側は、常にバッファをもって頼みます。しかし、頼まれた側は自分でどうやって時間を作り出すかが分からないと1日が7.5時間であると見積もり、すでに時間以内に仕事ができないと思いがちです。これを目的達成しようと建設的に考えると10時間あれば終わるだろうと考えたり、いろいろ方法を考えますね。このように信念のある仕事師とそうでない仕事師は、ほんのちょっとした差でとてつもない差が出来るわけです。

また、仕事の手順を明確に作れない場合、頼まれたものを高品質で速く作り上げることを目的にするのではなく、自分の評価を目的とする傾向が強くなり、失敗したくないし、評価も落としたくないし、これ以上も望まない現状維持傾向になります。達成できるかどうかは考えず、仕事の遅れの理由を探します。メンタリティー的には後ろ向きになってしまいますね。

個人の目的はたいてい自分の評価・安楽を考えます。そして、お客様の気持ちより、自分の気持ちを大切にします。企業としての信頼を得にくいといえるでしょう。逆に、会社の目的とは利益と信頼、技術向上を得ることと考え行動すれば、企業人としては王道的な考え方だから自由に積極的に仕事が出来るはずです。

最後に、月には新月や満月がありますが、今年は節分が新月でした。新月は月が消え、新たに生まれ変わることを意味します。徐々に月の光体が大きくなり、そして満月となります。いつの時点でも新月のように新たに変わり、過去を肥やしにさらに豊かになるのだと思います。『信念とは:頑張ること』『頑張るとは:相手のためになる行動』

(2011年2月末 記)