マイグレーションについて

2017年07月24日

今回はマイグレーションについて語ります。
マイグレーションとはプログラムやデータ、OSなどの環境やプラットフォームを移行、 変換することことです(「ITトレンド」より)。 システム、データ、ストレージ、資産など移行の対象は様々です。

マイグレーションが発生する要因は、企業の合併による併合や、 コンピュータ・OS・言語・DBの変遷によるものです。 これらの変遷は、ハード・ソフトの耐用年数(減価償却)によって行われることが 多いと思います。言語が変わる場合は、RPG→COBOLやVB6→VB.NET、COBOL→JAVAで あったり、OSであればunix→windowsやwinows→Linux、その逆パターンも存在します。 その他時代に合った斬新なデザインや操作性、動きや速さなどの性能で バージョンアップしたくなることも要因のひとつです。

移行方式の種類には、ラッピング、リホスト、リライト、リエンジニアリングなどが あります。簡単に資産活用するラッピング移行方式や大々的に再構築するりエンジニアリング 移行方式など、資産を活用しながら時代に合ったシステムに変えて ためにはどの方式が効率的で最適なものか、充分検討しなければなりません。
マイグレーションは日本的文化に似ている気がします。価値あるものや過去の遺産を継承していくような感じです。例えば弘前城の石垣が崩壊の恐れのため天守閣だけ曳屋で36m移動し石垣を修復していることや、ラーメン屋が代々タレを引き継いでいくことや、ビルの建替には1,2階だけは旧式を残して上層部は新築にするとか、 デザインや文化・歴史を継承していくような感じです。
話が飛躍してしまいましたがIT技術や方式、文化も引き継いでいく仕事が これから増えていくと思います。

マイグレーション作業にはとかく”情報や環境の不足”が付きものですので、 不十分な環境の中、企業文化やIT技術を理解して効率のいい手法を構築する必要があります。 経験と知恵とチーム力で打破していきましょう。

(2017年7月24日 記)