化粧品メーカーロジスティクスシステム開発プロジェクト

2017年11月11日

今回は、化粧品メーカーでのロジスティクスシステム開発プロジェクトについてご紹介したいと思います。担当者に聞いてみました。

どのようなプロジェクトですか?

大手化粧品会社のロジスティクスシステムの開発プロジェクトです。主に製品に関する仕入れ、製造、仕上げ、出荷、及び在庫管理に関連するものです。1日に製品が2000~3000位生産され、それらを管理するシステムですね。

このプロジェクトですが、普段と異なるのは新規開発のシステムであったということです。普通、企業には既存のシステムがあるものですが、今回は特にそれが無く、細かい製品管理ができるシステムのニーズがあり、開発に至りました。

どのようなところが大変でしたか?

このプロジェクトでは、お客様のところに行って、かなり深くヒヤリングしました。実際に生産工場の近くに数ヶ月ほど住んで、お客様と打ち合わせをし、機能を洗い出してそれを一覧にして、もう少し細かい絵などにして、具体的な業務の流れを確認していきました。

このプロセスにおいて、お客様のやりたいことを聞き出すのが難しいですね。自分達がやりたいという非常に明確な要求が事前にあればいいのですが、お話しを聞くと実際の現場サイドの人は運用のイメージをお話しになるだけで、システム開発者の私からみると凄く要求がぼんやりしているのですね。

例えば、計量という業務があるのですが、お客様はものを計るのだから計量とひと括りに仰います。しかし、計量にもいくつかのパターンがあり、それぞれ内容が異なるのでシステム上においても手順が異なります。他にも、理論値と実際値というものがあり、それらの内容に連動して在庫量も変化していくのですね。それで、そのような計量についての内容も、お客様がより体系的仰ってくださるといいのですがそうもいかないこともありました。お客様がもっている漠然としているイメージをより具体的にしてシステム上に落とし込んでいくプロセスが大変でしたね。

プロジェクトのやりがいはなんですか?

なにもないとろから、システムが出来上がるところですね。もともとの既存システムありきということでなく、ゼロから開発しそれができたという達成感がありますね。こちらが提示したシステムを使用して、お客様の業務運用がうまく回ったら楽しいと思います。

あと、実際にお客様の業務現場である工場に行き、そこで働いている方々と同じところで仕事をしました。食事や喫煙室もお客様と同じで、同じ空気で一緒に仕事することができたのですね。普通の案件ではプロジェクトルームで端末だけ相手にしていますが、今回のプロジェクトでは工場の人と同じところで仕事ができて、業務をよりイメージしやすかったです。普段はあまり出歩かないのですが数ヶ月間工場のある地方、新しい環境にいけたのがよかったですね。