専用線故障分析システム開発プロジェクト

2018年03月11日

今回は、通信会社の専用線の故障を分析するシステム開発のプロジェクトをご紹介致します。担当者に聞いてみました。

専用線とは何ですか?

専用線とは、警備会社の警報機能をイメージすると分かりやすいと思います。よく宝石店などに防犯用セキュリティがはいっているところありますよね。夜店舗に不審者などが入ると、セキュリティ会社のオペレーターに警報情報が伝わります。これはその情報が専用線にてホストコンピューターに伝達され、警報が鳴る仕組みになっています。このように専用線とは、主に特定の2点間を専用に繋ぐ通信回線を指します。

どのようなプロジェクトでしたか?

このプロジェクトでは、通信会社において起こった専用線の故障を分析することによって、その専用線の故障をより減少していこうという趣旨のシステムの開発です。この専用線は日本中に張り巡らされているものなので物理的にも故障しやすいのですね。

専用線が切れると、まず監視システムが切断されたという情報を分析システムに送信します。パケットが一時的に分断したり開通したり、また長時間不通になる場合もあります。それで、専用線が壊れたという警報を受けると、本部のシステムに修理依頼を出します。

プロジェクトにあたっての心構えは?

システム自体かなり古いもので、手が入っているものでした。その中でいろいろな機能を追加していくので、既存のシステムと新しい追加との間で矛盾がでないように配慮しました。また、思わぬ副作用が出たりしますね。例えば、Aというところに新しく機能を追加するとなると、別のBところもいじらなくてはならないことがあるのですね。全体像を見落とさないように注意しました。

プロジェクトで困ったことなどありましたか?

システムにある機能を追加したい場合、それに見合うようサーバースペックを上げる必要があります。しかし、長いこと使っているシステムなので、サーバーのスペックに予算をかけられない状況だったのですね。ですので、限られたサーバースペックと予算の中で、要求の実現ができるように配慮しました。

このプロジェクトの主なやりがいはどのようなものでしたか?

とてもいろいろな要求を仰るお客様でしたが、その中で技術的にも大変信頼して頂くことができて、嬉しかったですね。また、時間も足りないタイトなスケジュールでしたが、その中でやり遂げられた達成感がありました。このプロジェクトには中国人のプログラマーさんもいらっしゃいましたが、日本語ができる方がいましたので意思の疎通をとることができましたね。メンバーが15名位のプロジェクトでしたが、その方々と頑張って終わらせられたのが一番嬉しかったです。